
こんにちは、飛島から日本を変える会(略称とにか会)の「とにか新聞」です。今回は、飛島学園、税金のムダ使い、住宅開発を検証します。
平成21年12月に飛島学園(小中一貫校)が35億円かけて完成しました。内覧会も行われ、見学に行きました。実感として、これほどの建物が必要であるか、考えさせられました。そこに入る児童・生徒数は、300人足らずであります。それなのに、教室は、18室もあります。空き教室は、たいぶあります。
飛島学園建設の基礎となるべき児童・生徒数をどのように把握して、設計に反映させたのか、一度聞きたいものであります(最後のページに村の人口推移、児童生徒数推移、飛島学園建設費用が掲載してあります)。
35億円の巨額をかけた飛島学園。この「飛島学園建設」を検証してみます。この飛島学園建設の問題点は、学園を建設したことが、悪いのではなく、子どもを増やす計画も無く、ただ規模の大きい箱物を作ったことが、問題なのであります。まさに、規模が大きいという「税金のムダ使い」を行ったのであります。計画性の無い村政運営の現れであります。
また、旧小学校跡地利用についても、いまだに結論がでていません。課題、難題は、先送りであります。誠になさけない村政運営であります。
次は、住宅開発について検証します。
佐野元村長時に、村は、人口を増やすために、住宅開発を計画しました。それを計画してから、大分年月が経っていますが、結果がでていません。時間が経ちすぎであります。住宅開発は、宙ぶらりんであります。開発をやるのか、やめるのか、どっちつかずであります。これも、計画性の無い村政運営のひとつであります。まさに、ことなかれ村政であります。
役所の悪いところは、いつまでに行うという期限が明確でなく、やらなくても誰も責任をとらないということであります。
このようなことなかれ、無責任な村政では、村民のために行政が行われているか、不安であり、心配であります。
今現在、行政を行うものには、村民にたいして説明責任があります。村長は、村民に理念、ビジョンを示して、村政運営を行ってほしいのであります。
村民の皆さん、村政に関心をもちましょう。関心を持つことが、ムダ使いの抑止力になります。
村民の皆さん、身近な地域から、いや、飛島から日本を変えましょう。
最後に、これを読んでご意見、ご感想がありましたら、お寄せください。お待ちしています。
※「とにか」とは、飛島の「と」、日本の「に」、変えるの「か」の頭文字をとってつけた名称です。「とにか会」は、身近な地域から、暮らしを見つめ直し、村民の幸せを追求する村づくりを目指して、運動を展開していきます。
- 村の人口推移(総務省統計局/国勢調査より)
- 1990年(平成02年) ... 4,630人
- 1995年(平成07年) ... 4,732人
- 2000年(平成12年) ... 4,525人
- 2005年(平成17年) ... 4,369人
- 2010年(平成22年) ... 4,525人
- 児童生徒数の推移(学校基本調査より)
- 平成19年 ... 小学校児童数:207 中学校生徒数:117
- 平成20年 ... 小学校児童数:212 中学校生徒数:116
- 平成21年 ... 小学校児童数:213 中学校生徒数:103
- 小中一貫校飛島学園建設概要(教育委員会作成パンフレットより)
- ◇ 所在地 ... 飛島村大字松之郷三丁目21番地
- ◇ 敷地面積 ... 42,856 平方メートル
- ◇ 建築面積 ... 8,607 平方メートル
- ◇ 建設費 ... 32億1500万円
- ◇ 工期 ... 平成20年9月5日~平成21年12月11日
- ◇ 構造規模 ... 鉄筋コンクリート造 地上2階
- ◇ 主要施設 ... 校舎 延べ床面積 9,826 平方メートル 普通教室18 他
■ 資料