
こんにちは、飛島から日本を変える会(略称とにか会)の「とにか新聞」です。
村長選挙が終わって8カ月過ぎました。さて、久野村長のもとで村政等がどのように進んでいるか、検証します。私には、村政を見定める権利があります。それは、村長選挙に立候補したからであります。これからは、村政等をこの「とにか新聞」を通して紙上中継します。
平成24年度の一般会計総額47億円強(補正予算第3号現在)。金額的には、平年並みであります。また、目玉政策は、防災関連事業? 私の村長選挙マニフェスト(チラシ)に掲載した地区防災センターを建設するみたいですね。まさに、パクリですね。実績ある村長とは、思えないですね。情けないですね。まあ、村民のために頑張って仕事をしてください。
本村では、条例を制定せずして、要綱で処理している事業がたくさんあります。お金がからむもので、要綱で行っている代表的なものをあげると、死亡見舞金、児童等養育奨励金、後期高齢者福祉医療費、敬老金、長寿奉祝祝金等があります。はたして、これらは要綱のみで、行うことは適切であるのか。私は、疑問に感じます。権利、義務が発生するものは、条例であってもおかしくないはずであります。現に、条例化している地方公共団体(福祉政策が進んでいる東京都西多摩郡日の出町)もあります。
そこで、「要綱」とは、なんであるのか、調べてみました。「要綱とは、法律、条例、規則等の法規とは異なり、行政機関の内部規定である。法規ではないことから、法的拘束力はない。」という解説であります。この法的拘束力がないということは、村民の権利が守られない、村民に不利益をもたらすことにもなります。要綱で行うことは、違法ではないが、適切ではありません。
条例、規則を制定して行うもの、要綱で処理するものを今一度整理してほしいものであります。本村では、あまりにも、要綱を安易に考えて行っていると言わざるを得ない。見方を変えると、議会及び村民を軽視しているということにもなりかねない。
ある村民の話しであります。役場を訪れた時の窓口対応のことであります。応対した職員は、この方の聞きたいことに対して、十分に満足な説明もなく、パンフレットを渡されたとのことであります。わからないから役場に聞きに来たのに、この対応は、何であるのか。非常に腹がたったとのことであります。この職員の応対は、低レベルであり、村民の行政サービス満足度ゼロであります。
「村役場」とは、「村民」に「役」の立つ「場所」であります。この職員は、公僕(広く公衆に奉仕する者)であることを、忘れているみたいです。
「いくら研修をしても、職員ひとり一人が意識改革をしなければ、窓口対応や行政サービスはよくならない。」
今一度、村長始め職員のみなさんに言いたい、あなたがたの給料は、税金であるということを肝に命じ、仕事をしてほしいものであります。
今年の7月に平成24年度の介護保険料(母親・82歳)の決定通知書がきました。前年度と比較すると、倍額になっていました。この金額は、支給される年金額の15%弱であります。少ない年金から15%も徴収するのであります。村は、介護保険料が、なぜ、倍額になったのかを、きちっと説明すべきであります。
この倍額には、重大な問題が潜んでいます。潜んでいるこの重大な問題を村はしっかり把握しているのか。また、対策はどう考えているのか。これらを広報誌、ホームページ、地区懇談会で説明すべきであります。防災関連事業も大事でありますが、これは、もっと身近で大事な問題であると思います。なぜなら、本村においても、高齢者は、ますます増えるばかりでありますから。
これからは、決定通知書1枚では、すまされない。村民には、「知る権利」があり、行政には、「説明する責任」があります。
役場、職員、議員、村民も含めて全体的に、底上げをしないと行政サービスは、向上しません。
村民の皆さん、村政に関心をもちましょう。関心を持つことが、住民サービスの向上になり、ムダ使いの防止にもなるのであります。
最後に、これを読んでご意見等がありましたら、お寄せください。
※「とにか」とは、飛島の「と」、日本の「に」、変えるの「か」の頭文字をとってつけた名称です。「とにか会」は、身近な地域から、暮らしを見つめ直し、村民の幸せを追求する村づくりを目指して、運動を展開していきます。