飛島しあわせ物語

とにか新聞 平成26年11月11日号

第十一号

 こんにちは、飛島から日本を変える会(略称とにか会)の「とにか新聞」です。行政サービスシリーズの第二弾です。

今回のテーマ 飛島村の議会がこれでは困ります

第一節 一般質問・答弁は学芸会

 さて、議会は、年4回(6・9・12・3月)行われます。この定例議会で、議員は、一般質問をすることができます。各議員は、村政全般について、いろいろな質問しています。

 しかし、今までに一般質問から行政サービスが生まれたのは、ごくわずかであります。議員には、住民サービスが高まるよう論理的に、鋭く、突っ込んだ質問を期待します。

 今後は、今まで以上に、一般質問の質を高めていかないと、村長は、今までと同様に、役所言葉を巧みに使い、のらりくらりとかわすだけの答弁で終わってしまいます。

 これでは、議員は、議場という公の場所で一般質問というパフォーマンスを行っているだけということになります。

第二節 議会の常識・非常識

 また、議会もそれ以外にも変わる必要があると思います。

 私が、以前から不思議に思っていたことがあります。それは、本村議会の一般質問等は、午後から始まることであります。なぜ、午前から始めないのか、不思議であります。

 国会の予算委員会は、午前9時に始まり、午後5時に終わります。これが、普通であります。前記の慣習は、改める必要があると思います。このように、世間一般で常識なことで、議会だけしか通用しない慣習は変えるときが来ているように感じます。

第三節 議会は村執行部の監視役です

 平成26年度から結婚祝金制度ができました。この祝金は、要綱で実施します。本村は、要綱で行うことが、好きのようであります。

 また、規則のみで支払いをしているケースもあります。規則、要綱は、村長部局のみで制定できます。議会の議決は、いりません。

 私は、このように規則、要綱のみで行うことは、議会軽視の表れであると危惧します。

 ここに、児童等養育奨励金支給規則(平成24年8月1日から施行)を紹介します。この規則は、それ以前は、要綱でした。何故、突然、要綱から規則になったのか、解せません。改正前要綱と現規則を比較しますと、確かに一部改正が行われています。しかし、要綱のままで、一部改正は、できるはずであります。前要綱の附則には、過去に改正した履歴が残っています。

 要綱から規則へ変えることは、村長部局で処理できますから、外部(議会、村民)からみえません。これらの件に関し、不透明感が、漂っています。こんな状態でありますから、まさに、議会(議員)のしっかりしたチェックが必要であります。

 何のために、議会があるのか。それは、村執行部を監視するために、議会があるのですから。

第四節 まさか議会軽視をしていないですか

 平成25年12月議会で、二人の議員がグループホームに関する質問をしています。

 一人の議員は、グループホームの整備計画の期限が過ぎているので、現在の取り組み状況を質問しております。

 もう一人の議員は、村は、事業者を決定し、今後のスケジュールの計画、サービス内容、村がどのように運営に関わるのか等の質問をしています。

 二人の質問内容には、雲泥の差があります。同じ案件の質問なのに、これほど違うということは、村長が、議会にグループホームに関することについて、説明をしていないような気がします。

 特定の議員には、説明し、それ以外の議員には、説明がない。そうであれば、議会そのものを軽視しているといわざるを得ません。

 前記の規則、要綱の件、そして、このグループホームの件だけでも、村長の議会軽視が読み取れます。このような村長の議会対応では、よりよいむらづくりはできません。議会と村執行部が建設的な議論をして、村政を進めていかないと住みよい、暮らしやすい飛島村にはなりません。

 最後に、議員は、村民から選ばれた代表であります。代表であるという意識をもって議員活動を行って、住民サービスの向上に努力してほしいものであります。

 これを読んでご意見等がありましたら、お寄せください。
 次回は、2月に行政サービス(NO.3)を発行する予定です。

※「とにか」とは、飛島の「と」、日本の「に」、変えるの「か」の頭文字をとってつけた名称です。「とにか会」は、身近な地域から、暮らしを見つめ直し、村民の幸せを追求する村づくりを目指して、運動を展開していきます。

飛島から日本を変える会代表 八木敏一

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村民のみなさんを幸せにをスローガンに 飛島から日本を変える会 代表 八木敏一のプロフィール 1953年 飛島村生まれ 飛島村立小中学校を卒業 愛知県立松陰高等学校を卒業 1971年 飛島村役場に就職 2011年 同役場を退職 プロフィールを閉じます