
村民の皆さん、こんにちは。寒中であります。ご自愛ください。今回は、特に「高齢者」、「飛島神社修繕」にスポットを当てました。
高齢者をリスペクトせよ!
本村の行政サービスをみていると、子どもは、18歳まで医療費は 無料であります。また、乳幼児等が受ける任意予防接種も無料になりました。その割に、高齢者に対する行政サービスは、敬老センター関連以外今一つであります。前号に掲載しましたが、後期高齢者医療費は無料になっていません。本村の財政力からいえば、すでに無料になっていてもおかしくありません。介護保険料は弥富市、蟹江町より高い。村(行政)は、高齢者をリスペクト(尊敬し、敬意を表す)し、暮らしやすいむらづくりをしてほしいものであります。そのむらづくりは、全ての村民の暮らしやすさに繋がっていきます。
本村では、生活していく上で、自動車は必需品です。これがないと全く身動きが取れません。高齢者が自動車運転免許証を返納した場合、買物、医者等に行くにも非常に不便です。この不便を便利にすること(公共交通の充実)は、本村が自ら解決すべき課題であります。
このような課題等を解決するため、自ら考え、企画し、施策を立案することは、大変なエネルギーが要ります。そのためには、職員は、勉強しなければいけません。何故なら、あなた方は、行政のプロですから。
政教分離の原則違反!
本村では、戦没者を慰霊するために、飛島神社(忠魂社)があり、また、飛島神社奉賛会もあります。平成27年7月の飛島神社修繕趣意書の中では、それを修繕するにあたり、政教分離の原則があるため、村が関われないと言い、また、一方では、飛島神社奉賛会会長に飛島村長という公職者を当てています。言っていることと行っていることが矛盾しています。飛島神社奉賛会会長に飛島村長という公職者を当てていることは、政教分離の原則違反ではないのか。長いこと慣習で行ってきたが、このような憲法違反(憲法第20条第3項)の疑いのある慣習は、改める必要があるのではないか。
地区コミュニティーのあり方
さて、ここで、飛島神社修繕に伴う寄付について、ある地区の話し をします。この地区は、他の地区と同様に寄付をしていますが、その地区において寄付に至る過程が不透明であり、また、この地区の ほとんどの村民が寄付をしていること自体、知らない。何故、このようなことが起きたのか。それは、地区役員が決定したことを会合等に口頭で発表しただけで、地区村民に周知していないからそのようなことが起こるのです。特に、お金が絡むことは、決定したことを周知しないと不信感の基になります。ではどうすればよいのか。地区役員が決定した事項を地区村民に回覧(議事録)を作成して周知する必要があります。地区役員は、情報を開示し、開かれた地区コミュニティーを目指し、民主的に物事を進める必要があります。
おかしな寄付行為?
飛島神社修繕に伴い地区が、寄付をする理由・根拠は、何なのか。それを聞いてみると、区長に話しがあったから、他の地区が払っているから、いずれも、取るに足らない理由であります。この寄付の問題点は何かというと任意団体である飛島神社奉賛会に、地区が寄付する積極的な理由がないのにもかかわらず、その奉賛会が地区に、地区が個人に対して、半強制的に寄付を迫っているということであります。寄付は、他から強要されるものではありません。しかし、村民の皆さんが、まじめで、おおらかで、裕福だから今回、皆さんが理解を示し、寄付をしてくれたと思われます。感心の一言です。
前号の防災対策の回答
さて、前号の「防災対策」の中で、南海トラフ巨大地震を想定し、被害状況(村民の生命等)を迅速にどうやって把握するのかの回答をします。本村は、田舎です。この田舎特有のことを利用するのです。田舎では、プライバシーがありません。個人情報が筒抜けです。地区のことは、地区の人に聞くことが確実で一番早いのです。
それには、地区コミュニティー活動を充実させる、かつ、自主防災組織も活性化させることが必要です。そのためには、村は、人もお金も投入する配慮が必要です。それが、緊急時(地震等災害時)に役に立ってくるのです。防災は、10年先を見つめて、コツコツ積み重ねることが大事です。
最後に、公共交通に一言。愛西市では、平成28年12月から巡回バス海南病院ルート(市役所⇔海南病院)を試験運行しています。本村も、もっと便利で使いやすい公共交通を考えてください。