
村民の皆さん、こんにちは。飛島から日本を変える会代表の八木敏一が、令和3年の年頭にあたり、村民の皆様に、挨拶を申し上げます。
この「とにか会」も2012年1月に設立して以来、今年で10年目に入ります。これも、村民皆様のご支援、応援の賜物であります。村民の皆様に、厚く御礼申し上げます。また、2019年4月からは、村民の皆様の信任を頂き、村議会議員として、村政を監視し、議員活動を行っています。
私の信条は、「愛しき村民をしあわせにする」であります。この信条の下に、今後とも、頑張ってまいります。
加藤村長の村づくりを示せ!
さて、昨年は、村長選挙があり、新村長が誕生しました。昨年の年頭に、「とにか新聞 NO.31」で「村長の資質」という私の主観的な見解を掲載しました。
その中で、特に、「役場改革」が必要であり、その改革ができる人が村長になる一つの条件として取り上げました。
残念ながら、今の役場は、前村長時代と何ら変わりがないように見えます。これは、村民に尋ねても、同様な意見等が寄せられます。
何故、村長が変わったのに、役場は、変わらないのか。それは、役場副村長以下の職員が、全く変わっていないからです。言葉を変えて、表現すれば、前村長時代の職場風土のままであるから、変わりようがないのです。
この職場風土は、前村長時代の遺物であり、淀んでいます。この職場風土のままでは、村民行政サービスが向上しないということに気付かなければいけません。この風土を払拭するために必要なこと、加藤村長の村づくりビジョンを明確に役場職員に示して、新しい役場風土をつくることが急務であります。これができていないから、単に、村長が変わっただけであります。加藤村政の見える化が必要です。
村民は、向こう4年間において、加藤村長がどんな村づくり行うのか、それを聞きたいのであります。私は、加藤村長は、前村長に比べるとしっかりやっていると、評価し、応援しています。
もっと、村長として、リーダーシップをもって、行政サービスの何が足らないのかを把握し、村民の生活が豊かになる施策を実施することが、必要であります。そこには、今までの悪しき前例主義の打破、周りの自治体に遠慮して村独自の村民のためになる行政サービスを提供しないという考え方の職場風土を、変えなければいけません。
村民一人に一万円を支給する?
さて、固い話しばかりでなく、村民の皆さんが、興味をひくお話しをします。
私は、昨年5月8日、加藤村長に会いに行き、村民一人に一万円支給することを提案しました。国が、国民一人に10万円支給します。それに上乗せして、飛島村も一人1万円支給の提案をしたのであります。これは、あくまで、一議員からの提案でありますので、それをやる、やらないは、村長の判断、決断であり、最終的には、村長の英断であります。
何故、これを村長に提案したのか、それは、国が、国難である新型コロナ感染症を乗り切るために、前安倍総理が、国民一人に10万円支給を英断したわけであります。こんなことは、前代未聞であります。国が、前代未聞のことを行う訳でありますから、本村が村民一人1万円支給しても、何ら、おかしいことは、ありません。これは、無駄使いではありません。新型コロナ感染症を乗り切るために必要な現金給付です。
これに必要となる金額は、5千万円です。昨年、話題になったどこかの市とは違い、財政には、まだまだ、余力があります。この一人1万円の支給は、村長の洞察力、決断力、実行力があるのか、かつ、政治判断という英断ができるかどうかであります。この政治判断は、他者(職員、議員等)ができるものではありません。村長自らが、決断する必要があります。ですから、トップは、孤独である所以であります。
残念ながら、これは、行われなかったが、これを行っていたら、加藤村長の評価は、今の評価と全く違うものになっていると思います。
私は、加藤村長には、前村長とは違う「村政の見える化」「しっかりとした説明責任を果たすこと」を行って欲しいと考えています。それは、徐々に表れてきつつありますが、もっとスピード感覚をもって行って欲しいと言っておきます。
さて、この3月定例議会に、令和3年度一般会計予算が提出されます。どんな予算内容なのか、非常に、楽しみであります。
村民の生活が豊かになる予算であるのか、しっかりと確認して、3月定例議会に臨みたいと思っています。
私は、村民の皆さんのしあわせつくりに頑張ってまいります。