飛島しあわせ物語

とにか新聞 令和3年8月2日号

第三十七号

 村民の皆さん、こんにちは。本村において、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が5月から始まりましたが、三密を避け、手洗い等行い、自己防衛をして、くれぐれも、ご自愛ください。
 さて、加藤村長になってから、1年以上、経ちました。この間に私が、気付いたこと、変えたいただきたいを申し上げます。

今回のテーマ 参画できる村政

一般質問の答弁は、どうあるべきか

 まず、村会議員の一般質問に対する答弁であります。一般質問は、村政全般に対して尋ねることのできる唯一の機会であります。議員は、勉強して、考えて、苦心して、質問します。
 この一般質問に対する答弁は、大分変ってきましたが、よく理解できないものもあります。これは、改める必要があります。

 一般質問に対する答弁は、役所特有な言い方ではなく、議員、村民に分かりやすい言葉を使って、理解できる答弁にしてください。これが、議員、村民に対する説明責任です。このようにするには、村長が、明確に担当課長に指示を出さないと変わりません。

 また、一般質問の答弁には、村長の意見も積極的に入れてください。一般質問の答弁が、以前に比べ、わかりやすく、理解できる答弁に変わってくることが、加藤村政運営がうまくいっているかの、試金石になると思います。

村民にわかりやすい総合計画が必要である

 また、令和3年度一般会計予算には、第5次総合計画策定に関しての予算が計上してあります。
 私は、今までの総合計画は、役場だけで、村民を巻き込まず、基本構想、基本計画等を策定した計画である感じを受けます。
 この策定については、村民の意見を聞くことが必要であり、村民を参画させることが、重要であると考えます。そして、村民にわかりやすい総合計画を策定する必要もあると考えます。

 また、この総合計画策定する上で、村長が基本構想をどう考えるかが、重要になってきます。この先、10年間、飛島村をどうしていくのか、村長の哲学(考え、思い等)が重要であります。これは、村長しか、できないことであります。真剣に、考える必要があります。村長には、それだけの責任があるということです。

 そして、もう一つ、総合計画は、本村の最上位の計画であります。この最上位の計画と各課で策定している諸計画と連動させることが必要であり、重要であります。これらの連動がうまくいけば、村づくりは、前に進んでいきます。

 なお、議会に対して、第5次総合計画が確定した段階ではなく、基本構想並びに基本計画は、随時、報告をすることが必要であります。

住民自治基本条例が必要である

 総合計画と同様に住民自治基本条例も、村づくりには、必要であります。この住民自治基本条例は、まちづくり条例とも言われています。ある意味、総合計画と密接な関係のある条例であります。
 総合計画は、本村の最上位の計画でありますが、住民自治基本条例は、本村の条例の最上位の条例であります。
 この住民自治基本条例は、皆さんに馴染みのない条例であるが、これを策定、制定することにより、村民にも、役場の仕事がみえるようになり、わかりやすい行政になることが、期待されます。

 一例を挙げれば、まちづくりに関して、自治体が行うこと、双方が共同して行うこと、住民に行ってもらうことをより明確にし、それぞれの立場を明文化した条例を制定している自治体もあります。
 また、この条例を制定するに当たり、村民との対話が必然、必要であります。村民の意見を反映させる条例にすることが必要です。
 この条例は、今までの村政の在り方、役場の仕事の在り方を見直す契機になるものであり、本村にとっては、画期的な条例になり、村民行政サービスの向上が期待されます。

 また、本村では、「新しいことを行う」ことにアレルギーがあると感じております。「新しいことを行う」とは、村民に対するサービスが向上するという認識をもつことが必要であります。
 加藤村長並びに民間から招いた副村長の下で、今までとは、違う新しい役場職場風土を創ってください。村民行政サービスを積極的に行う風土に変えてください。職員が、生き生きとして仕事ができる職場風土にしてください。
 このような風土にするためには、村長の明確な言霊(ことだま)が必要であり、それを発しなければ、変わらないと指摘します。
 私は、愛しき村民のしあわせづくりに頑張って、邁進しています。

飛島から日本を変える会代表 八木敏一

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村民のみなさんを幸せにをスローガンに 飛島から日本を変える会 代表 八木敏一のプロフィール 1953年 飛島村生まれ 飛島村立小中学校を卒業 愛知県立松陰高等学校を卒業 1971年 飛島村役場に就職 2011年 同役場を退職 プロフィールを閉じます