飛島しあわせ物語
T.M.Iだより 令和6年2月1日 第18号

今回のテーマ 補助金事業を再検証しよう - 年輪のつどいから

 12月定例議会の一般質問は、「年輪のつどい」・「村づくり」・「組織再編」・「情報公開」の4問です。今回は、「年輪のつどい」について、検証します。

Q.1

 年輪のつどいを問う(要旨を掲載)
 年輪のつどいは、いつから、どういう趣旨で実施しているのか、対象年齢が、何故、50歳、60歳、70歳のみであるのか?

A.1

 年輪のつどいは、平成12年度から人生の節目を迎えた村民を対象にこれからの人生を意義あるものにしていこうとする機会づくりのため実施しております。対象年齢につきましては、人生の節目である50歳・60歳・70歳としております。

 「年輪のつどい」に関して、再質問をしました(要旨を掲載)

Q.2

 年輪のつどいの決算書を見ると、この事業費は、全額補助金です。一般的に、事業に対する補助率100%は、ありえないと考えるが、このことについて、村の見解をお尋ねします。

A.2

 この補助金は、教育委員会生涯教育課関係事業補助金交付要綱により支出され、補助率は、定額とし、補助対象経費は、実支出額を限度としており、特に、問題はありません。

コメント -- すべての補助金事業を検証せよ!

 年輪のつどいの事業にかかった経費は、村が、補助金として、全額に持つということです。こんなおかしなことを本村は、補助金交付規則及び各課等補助金交付要綱を制定して行っています。
 このことは、村長始め職員までが、金満体質に染まり切っている証拠です。補助金は、公金、税金です。このことを村長始め職員は、真に理解しているのか、これで、公平な行政サービスができるのか、非常に疑問です。補助率100%の事業は、飛島村では、常識であるが、国、県、その他の自治体では、非常識であります。飛島村として、このことが不適切であるということに、全く気付いていないようです。
 飛島村として、年輪のつどいの補助金だけでなく、全ての補助金事業を検証してその結果を村民に公表してください。

 なお、補助率100%の事業は、村が行うべきです。年輪のつどいは、実行委員会方式ではなく、はたちのつどい(従来の成人式)と同様に、飛島村、飛島村教育委員会が実施すれば、いいと考えます。

 なお、現在の飛島村補助金交付規則及び各課等補助金交付要綱は、公職選挙法と同様にザル法であり、もっと精査して、精度を高めることが必要であると考えます。これから始めないと、いつまでたっても、成金村の行政から脱皮できません。

新 ここが変だよ、村議会!2

 今回は、「開かれた議会」を別の観点から、検証します。
 本村議会には、二つの常任委員会(総務経済委員会、文教厚生委員会)があります。その他にも、任意の広報編集委員会、環境対策委員会があります。これらの委員会においても、開かれた議会に向けて、活性化する必要があります。

 令和4年10月に福岡県大刀洗町を議会視察で訪問しました。ここの広報委員会は、基本的には、議員自らが、議会だよりを作成しています。かつ、町民から意見等を取り上げて、議員自らが取材し、それを議会だよりにも掲載しています。
 本村議会の広報委員会は、ここまでは、できなくても、村民目線から見た村民の意見等を取り上げて、議会だよりに掲載することも必要であると考えます。また、その村民目線から見た村民の意見等を議会が村民のために必要であると議会が認定すれば、議会として、村に提言等を積極的に行う。それが、議会を活性化することに繋がると考えています。

 また、環境対策委員会においても、1年に1回ぐらいは、村民目線から見た村に対する提案、提言することもあってもいいと考えています。議員は、村民(有権者)の代表であります。村民から要望等があり、それが村民にとって必要であると議会が認定すれば、積極的に村に対して、提言等を行うことが必要であると考えています。
 特に、行政が行っていないことは、議会として大いに、提言することが必要であると考えています。それにより、村民行政サービスの向上に繋がり、村民が幸せになれば、非常に、意味のあることであり、素晴らしいことです。それが、よりより村づくりに繋がっていくことになるからです。
 そして、そのことが、飛島村議会の存在を知らしめ、議会(議員)が存在する価値を高めることになるからです。

※T.M.I.は、TOSHIKAZU.MAKING.INFORMATION.の頭文字をとってつけた名称です。

飛島から日本を変える会代表 八木敏一

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村民のみなさんを幸せにをスローガンに 飛島から日本を変える会 代表 八木敏一のプロフィール 1953年 飛島村生まれ 飛島村立小中学校を卒業 愛知県立松陰高等学校を卒業 1971年 飛島村役場に就職 2011年 同役場を退職 プロフィールを閉じます