飛島しあわせ物語

脱お役所仕事宣言

 村民サービスを向上させるために、ここに、脱お役所仕事宣言をします。

村民のみなさん、現状の村民サービスで満足ですか。一部突出しているサービスがありますが、その他のサービスは、高くありません。
 村の基金(一般家庭でいえば、貯金)は、76億円もあります。単年度の一般会計予算額よりも多いのであります。また、毎年毎年、数億円も余ります。22年度は、実質7億円も余りました。お金は貯めるだけでなく、有効に使う必要があります。

 保健センターでは、任意予防接種事業(水ぼうそう、おたふくかぜ、インフルエンザ、肺炎球菌ワクチン、子宮頸がんワクチン)を行っています。この事業には、個人負担が伴います。問題は、この個人負担であります。無料にできる財政状況にありますが、個人負担を無料にする村の理念がありません。
 その無い理念に変わるものは、しいていえば、議会における村長の答弁であります。その答弁を聞いていますと、周りの市町の状況を把握してからとか、時期尚早であるとか、今後検討していくとかという行政の都合なのであります。この答弁そのものがまさにお役所仕事(※)の典型例であります。
 このような行政の都合ではなく、「村民の幸せを最優先する行政サービスを行うこと」この理念こそが、大事であり、それを確立することが、重要なのであります。

 地方自治法には、「地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本とする」と書いてあります。そこに住んでいる村民、その人たちの幸せつくりを行うことは、村の責任であります。

イメージ写真:飛島村役場

 今の村政をあえて表現すれば、無知、無勉強のないない行政(知らないこと、未知なサービスは、行わない行政)であり、場当たり的、計画性のない行政(無計画行政)でもあります。これらを総称して「ことなかれ村政」であります。このような飛島では、これから先、村民が幸せになれるでしょうか。

 これから益々、高齢化が進みます。これからは、今まで考えつかないこと(想定外のこと)が、問題として発生してきます。その時のために、今から準備をしていく必要があります。このようなお役所仕事から脱却し、新しい飛島を創る必要があります。まさに、飛島再起動が必要であります。
 未来は、現在の延長では、ありません。未来は、自ら切り開くものであります。行政サービスの向上は、脱お役所仕事から始まるのであります。

 是非とも、村民一人ひとりのパワーを結集し「しあわせが実感できる飛島(まち)」を創りましょう。

※ 「お役所仕事」とは、とかく形式的で不親切・非能率になりがちな役所の仕事を非難していう語

飛島から日本を変える会代表 八木敏一

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村民のみなさんを幸せにをスローガンに 飛島から日本を変える会 代表 八木敏一のプロフィール 1953年 飛島村生まれ 飛島村立小中学校を卒業 愛知県立松陰高等学校を卒業 1971年 飛島村役場に就職 2011年 同役場を退職 プロフィールを閉じます