
12月定例議会において、私は、「補助金行政」・「教育行政」について、一般質問及び関連質問をしました。以下は、関連質問です。
ここでは、まず、補助金行政の関連質問として、「老人クラブ補助金」を掲載します。
Q.1
現状では、老人クラブの名簿に登載されていれば、活動実態が無いクラブ員の人数割の補助金は、でるという理解でよろしいか?
A.1
民生部長答弁:老人クラブ補助金として、出している。
コメント:老人クラブ補助金は、均等割と人数割から、構成されている。このやり方が、老人クラブに、活動実態が無い、名前だけの会員でも、補助金が出るという間違った認識を与えている。補助金は、公金、税金であるということを今一度、村も老人クラブも認識する必要がある。老人クラブ補助金の在り方は、抜本的に見直しが必要である。
次に教育行政の関連質問として、「義務教育学校」を質問した。
Q.1
義務教育学校では、海部地区管内の小中学校で使用している教育課程である「海部カリ」を使っている。この「海部カリ」は、小中一貫教育を実施することが目的の教育課程ですか?
A.1
教育部長答弁:「海部カリ」は、小学校と中学校の学習内容のつながりも考慮されており、9年間を見通した教育活動を展開する飛島学園が基にする教育課程として適正であると考えている。
コメント:現状の「海部カリ」は、小中一貫教育の教育課程としては、必要十分条件を満たしていない。今後、修正をしていけば、小中一貫教育の教育課程になる。
Q.2
義務教育学校を今後、どうしていきたいのか、教育長に意気込みをお聞きします。
A.2
教育長答弁:未来社会を生きる飛島の子どもたちが、地域の人が育んできた誠実さやまじめさを受け継ぎ、少人数であろうと臆することなく堂々と社会で独り立ちして、自分の未来を切りひらいていく力をつけていくことが学園の最大の任務です。そのために、学園の先生方には、子どもとの日々の授業や生活を大切にして、一人ひとりの良さや特性をしっかりつかんで、9年間かけて全教職員で伸ばしていって欲しいと思います。そのためには、義務教育学校としての特色ある活動をバージョンアップさせながら継続していくことが大切だと考えています。
また、地域の方の自慢の学校となるよう、学園の取組を広く知っていただき、協働して子どもたちを育てていく体制づくりに力を入れていきたいと思います。
ここが変だよ、村議会!12
今回は、「開かれた議会の総まとめ」です。
さて、私は、飛島村議会運営は、本会議主義の運営でもなく、委員会主義の運営でもなく、中半端な運営であると思っています。
以前にも、掲載しましたが、現在の議会運営のやり方ではなく、議会運営委員会を設置し、その委員会で議会運営を行うことが必要であると考えます。
また、一番問題であると感じているのは、議案審議を全員協議会(非公開)という打ち合わせで済ませていることです。この協議会は、法的な拘束力もなく、議案審議の採決も行いません。全員協議会の議案審議は、法的に、効力はなく、単に打ち合わせを行っているだけです。
情報公開が盛んに言われている現代において、密室での単なる打ち合わせでは、村民からみえません。はたして、飛島村議会は、これでよいのかと思うわけであり、シリーズ(7 - 11)で私の意見等を掲載したものであります。
議会運営を本会議主義で行うのであれば、一般質問を行う日以外に、本会議において、正式に議案審議をする日を設定する。
また、議会運営を委員会主義で行うのであれば、常任委員会に議案を付託する。これらにより、議案審議の情報は、村民に公開されます。
今現在の本村の議会運営は、上記に示したどちらでもなく、中途半端であります。この中途半端を解消するために、議員ひとり一人が、どう認識し、どう対応するのか、考える必要があります。
飛島村も加藤村長になり、新しい村づくりを行おうとしているのに、議会だけ旧態依然では、私は、情けないと思います。
さて、昨年10月に議員行政視察として「議会改革を行い、議会の活性化を行った福岡県大刀洗町議会」を訪問しました。まちづくりに対する議員の意識が高く、非常に有意義な視察でした。
最後に、私は、村民から評価される開かれた議会になる必要があると考えています。それには、議員ひとり一人の意識改革が必要であり、できることから、一つひとつ、変える必要があると言っておきます。
※T.M.I.は、TOSHIKAZU.MAKING.INFORMATION.の頭文字をとってつけた名称です。





